クラウドサービスの活用

総務省は、平成30年(2018年)の「通信利用動向調査」の結果を公表しました。この調査では、通信サービスの利用状況、情報通信関連機器の保有状況などが調査され、世帯(全体・構成員)と企業の通信事情がわかります。

今回の調査ではAI・IoT等によるデジタルデータの収集・利活用が少しづつ進んでいることがわかりました。そのほかにもクラウドサービスの利用や、副業が解禁されていく中で活用が期待されるテレワークの利用を企業が推進していることが判明しました。

企業のクラウドサービスの利用割合は上昇傾向が続き、今回の調査対象の約6割がクラウドサービスを利用しています。利用目的をみると、「営業支援」や「生産管理」などの高度な利用は低水準にとどまっています。

しかし、「データバックアップ」以外の利用目的の割合が1年前と比べてどれも増加しており、今後の成長もすることが考えられます。